保育士試験(筆記) 2025年前期 保育実習理論 問19
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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 【事例】 児童発達支援センターで実習をしている大学生のFさん(20歳、女性)は、自閉スペクトラム症 であるHちゃん(5歳、女児)の支援を担当することになった。Hちゃんは言葉によるコミュニケー ションと、活動の切り替えが苦手である。Hちゃんが外遊びをしているとき、昼食の時間になったた め、Fさんが「Hちゃん、お昼ご飯の時間だから、お部屋に入ろう」と声をかけた。しかしHちゃん はFさんの声かけに反応せず遊び続け、保育室に入ろうとしなかったため、Fさんは困ってしまった。 【設問】 次のうち、Fさんの振り返りの内容として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。 A Hちゃんが自分の声かけに反応しなかったのは、障害とは関係なく、今日初めて支援を担当した 実習生にまだ慣れていなかったからで、この場面ではすぐに担当の職員を呼びに行った方がよかった。 B Hちゃんが反応しなかったのは、遊びに集中していて、自分の声かけが耳に入らなかったからで はないかと考えた。 C Hちゃんは言語によるコミュニケーションが苦手なので、声かけだけでなく、手を引っ張った り、肩をつかんで保育室が視界に入るよう体の向きを変えたりするなどの支援が必要だった。 D Hちゃんは活動の切り替えが苦手なので、外遊びの前にイラスト付きのスケジュール表を見せな がら見通しを持てるように支援する必要があった。 (組み合わせ)
正解と解説
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B D
自閉スペクトラム症のあるHちゃんは言葉によるコミュニケーションが苦手なため、声かけだけでなく手を引く、体の向きを変えるなど視覚的・身体的な手がかりを用いた支援が有効である。また活動の切り替えが苦手な特性を踏まえ、事前にイラスト付きのスケジュール表などで見通しを持てるよう支援することも重要であり、これらは障害特性に応じた合理的配慮にあたる。反応がなかった理由を実習生に不慣れだったからと決めつけたり、体を強く扱う対応は適切でない。