国家試験問題
理学療法士国家試験 第54回 問106
106 / 200
26 歳の男性。20 歳ころから乗り物のつり革を握ると放しにくいことを自覚し始 め、四肢遠位筋優位の筋力低下を自覚するようになった。母親にも同様の症状があ る。前頭部に脱毛があり、側頭筋や咬筋が萎縮し、顔の幅が狭く頰がこけた顔貌を している。 認められる可能性が高いのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 3
ミオトニア
つり革を握ると放しにくい把握ミオトニア、四肢遠位優位の筋力低下、前頭部の脱毛、側頭筋・咬筋の萎縮による特徴的な顔貌、常染色体優性遺伝(母親にも同様の症状)は、いずれも筋強直性ジストロフィーに特徴的な所見でありミオトニア現象を認める。アテトーゼは不随意運動、Gowers徴候は近位筋優位の筋ジストロフィー、Lhermitte徴候は頸髄病変、Romberg徴候は深部感覚障害に伴う所見であり、いずれも本症例には合致しない。