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国家試験問題

理学療法士国家試験 第56回 問38

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椅子からの立ち上がり動作を観察したところ、両上肢で大□前面を支持し、過度 に体幹を前傾した状態から殿部離床し、その後体幹を前傾したまま早期に膝関節の 伸展が見られた。最後に体幹を伸展し立ち上がりを終了した。この間、顕著な姿勢 の動揺は認めなかった。 この動作異常が生じている心身機能・身体構造の問題点として最も考えられるの はどれか。

正解と解説

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正解 4

両下肢筋力低下

両上肢で大腿前面を支持し、体幹を前傾したまま早期に膝関節が伸展するのは、股・膝伸展筋群を中心とした下肢筋力低下を代償するために体幹前傾で重心を前方に移動させ、上肢の支持を借りて立ち上がろうとする典型的な代償動作である。姿勢の動揺が目立たず左右差や運動失調を示す所見もないため、無動・片麻痺・運動失調よりも両下肢筋力低下が最も考えられる。

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