学説試験
獣医師国家試験 第75回 学説B 問6
136 / 210
犬の皮膚肥満細胞腫に関する記述として正しいのはどれか。
- aグレード分類のIでは細胞質内顆粒の減少が著しい腫瘍細胞が多数みられる。
- b腫瘍組織内にしばしば膠原線維の変性がみられる。
- c罹患犬に血液凝固時間の延長をみることがある。
- d組織学的に高分化型、低分化型、組織球様に分類される。
- e表皮内にポトリエ(Pautrier)の微小膿瘍を形成する。
正解と解説
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正解 3
b, c
犬の皮膚肥満細胞腫では腫瘍組織内に好酸球浸潤とともに膠原線維の変性(コラーゲン融解)がしばしばみられ、また腫瘍細胞の脱顆粒でヘパリンが放出されるため血液凝固時間の延長を認めることがある。グレードIは分化がよく細胞質内顆粒に富み、高分化型・低分化型・組織球様の分類は猫の肥満細胞腫に用いられる。ポトリエ微小膿瘍は上皮向性リンパ腫の所見である。