保育士試験(筆記) 2023年後期 保育実習理論 問19
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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 【事例】 母親の不適切な養育によりS乳児院に入所したKちゃん(1歳)。S乳児院で実習しているY実習 生がKちゃんと遊んでいたところ、面会で訪れていたKちゃんの母親とW実習指導者がKちゃんのと ころに来た。その時、W実習指導者が電話対応のために、席を外した。母親がKちゃんを抱っこしよ うとすると、Kちゃんは泣きだした。それを見た母親は、「私だと泣いちゃいますね。一緒に暮らし ていないから、私が母親だっていうのもわからないのかもしれない」と言い、寂しそうな表情を浮か べた。Y実習生は、その日に振り返りの機会を設けてもらい、このエピソードについてW実習指導者 に報告した。 【設問】 次のうち、W実習指導者がY実習生にとるべき対応として、適切なものを○、不適切なものを×と した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 「Kちゃんが泣きだした段階で、母親から引き離してあなたが抱っこすべきでしたね」と伝える。 B 「母親がKちゃんに対して不適切な養育をしていたことで入所させたのだから、母親はもっとK ちゃんの気持ちを考えて行動すべきですね」と話す。 C 「母親のその時の気持ちについてはどのように感じましたか」と尋ねる。 D 「少しずつ母子の関係形成ができるよう、支援することが大事ですね」と伝える。 (組み合わせ) A B C D
正解と解説
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× × ○ ○
実習指導者が実習生に対し、子どもが泣いた際に母親から引き離して抱っこすべきだったと一方的に指摘すること(A)や、母親を責めるような発言をすること(B)は、母子関係の構築を支える視点や実習生の学びを促す指導として不適切である。実習生自身の気づきを促すために、母親の気持ちについてどう感じたかを問いかけること(C)や、少しずつ母子の関係形成ができるよう支援することの大切さを伝えること(D)は、実習指導のあり方として適切である。