本文へスキップ
Certia
状況設定問題

保健師国家試験 第103回 問92

92 / 110

A さん(70 歳、男性)。1人暮らし。近所に住む友人の B さん(60 歳、男性)から A さんについて地域包括支援センターの保健師に相談があった。A さんは3年間介護 していた妻が半年前に亡くなってから痩せ、最近は外であまり見かけなくなったとい う。翌日、保健師が民生委員に状況確認の連絡をしたところ、A さんの現在の状況 を把握していなかった。保健師は A さんの状況を把握するため、来週 B さんと一緒 に家庭訪問を行うことにした。 保健師が B さんとともに家庭訪問したところ、A さんは訪問に戸惑っていたが、 玄関先で話をしてくれた。A さんの服装に乱れはなかった。室内にはごみ袋がい くつか置いてあり、捨てられていないようであった。A さんは、少しずつ自分の ことを話し始め「妻が亡くなってから楽しいことはなく、外に出かけたくない」と言 い、表情は暗かった。B さんが何か手伝うことがないか尋ねると A さんは「心配し てくれてありがとう。でも今は1人でいたいです」と言った。保健師は3日後に1 人で訪問することを伝え、この日は訪問を終了した。 保健師の次回の訪問計画で適切なのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 4

妻との別れを一緒に振り返る。

配偶者との死別後に「楽しいことがない」と語り表情が暗い状態は、悲嘆(グリーフ)の過程にあると考えられます。この段階では、妻との別れや思い出を一緒に振り返り、感情を言語化できるよう寄り添うことが、喪失を受け入れ次の生活へ向かう支援になります。外出や片付けを促したり、受診やサービス利用を勧めたりする対応は、本人の気持ちが整理されない段階では受け入れられにくく信頼関係を損ないます。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。