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Certia
必修問題

医師国家試験 第120回 問324

324 / 400

75歳の女性。血便を主訴に来院した。 現病歴 : 3日前から急に左下腹部痛が出現し、排便時に鮮紅色の血液が混じるよ うになった。便の性状は、初めは軟便であったが、次第に泥状便に変化した。下腹 部痛は波があり、排便後に軽減するが、再び増悪することがある。発熱はないが、 最近食欲が低下し、軽度の体重減少も認める。排便後に便意が残る感覚がある。ま た、以前から排便後、肛門を拭いたトイレットペーパーに血液が付着することが あった。 既往歴 : 高血圧症で降圧薬を内服中。糖尿病で経口血糖降下薬を服用中。 生活歴 : 喫煙10本/日を50年間。飲酒は機会飲酒。 家族歴 : 父が大腸癌で死亡。 現 症 : 身長155cm、体重48kg。脈数96/分、整。血圧110/68 mmHg。眼瞼 結膜に軽度の貧血を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は左下腹部に 圧痛があり、反跳痛はない。腸雑音は亢進している。四肢に浮腫を認めない。 この患者へ直腸指診を行う際の説明で、誤っているのはどれか。

正解と解説

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正解 c

「診察中は脚をまっすぐ伸ばしてください」

直腸指診は側臥位で股関節と膝関節を屈曲させ、殿部を診察者側に出す体位で行うと肛門括約筋が緩んで挿入しやすくなります。脚をまっすぐ伸ばすと括約筋が緊張し、疼痛や診察困難の原因になるため誤りです。看護師の同席、疼痛時の申告、自然な呼吸、力を抜くよう促す声かけはいずれも適切な配慮です。

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