通関士試験 第54回 関税法等 第12問
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次の記述は、関税定率法第4条第1項に規定する課税価格の決定の原則に基づき輸入貨物の課税価格を計算する場合に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。
正解と解説
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輸入貨物に係る輸入取引に関し買手により負担される手数料のうち、専ら買手の管理の下で買手の計算と危険負担により、買付けに係るクレーム処理に関する交渉を行う業務をする者に対し、当該業務の対価として支払われるものの額は課税価格に含まれない。 / 輸入貨物である繊維製品の生産及び輸入取引に関連して、買手により無償で提供された物品のうち、当該繊維製品に縫い付けられている我が国の法律に基づき表示することが義務付けられている事項のみが表示されているラベルに要する費用の額は課税価格に含まれない。 / 輸入貨物が航空機により運送された貨物である場合において、当該貨物が公衆の衛生の保持のため緊急に輸入する必要があると認められるものであるときは、当該貨物についての輸入港に到着するまでの運送に要する運賃及び保険料は、航空機による運送方法以外の通常の運送方法による運賃及び保険料によるものとされている。 5校_02_第54回_関税法_20/09/04_SATO 5校_02_第54回_関税法_20/09/04_SATO
買付けに係るクレーム処理業務の対価として支払われる手数料(1)や、法令上の表示義務のみを満たすラベルの費用(2)は課税価格に含まれず、公衆衛生上緊急に輸入する必要がある航空貨物について通常の運送方法による運賃・保険料によるとする規定(5)も正しい。本邦で開発された意匠に要する費用や、部分品調達に係る代理人への手数料の課税価格算入の要否に関する3・4は実際の取扱いと異なるため誤りである。