学説試験
獣医師国家試験 第76回 学説B 問72
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雄の夏季不妊症に関する記述として適切なのはどれか。
- a牛や豚で見られる。
- b造精機能には影響がない。
- c血中テストステロン濃度の測定が診断に有用である。
- d性腺刺激ホルモン放出ホルモンで治療する。
- e繰り返すと生殖器に炎症や組織の癒着が生じる。
正解と解説
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正解 2
a, e
雄の夏季不妊症は高温多湿の環境で陰嚢による精巣の温度調節が破綻し、造精機能が障害されて精子数の減少や奇形精子・運動性低下を招くもので、牛や豚で夏から初秋にかけて受胎率低下として問題となる。したがって造精機能に影響がないとする記述は誤りである。血中テストステロン濃度は個体差や日内変動が大きく診断指標にならず、GnRH投与による治療法も確立しておらず、暑熱対策など飼養環境の改善が基本となる。