必修問題
医師国家試験 第111回 問85
85 / 500
血液中の副甲状腺ホルモン〈PTH〉とカルシウムが同方向に変化(両方とも増加、 または、両方とも減少 するのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 b
特発性副甲状腺機能低下症
特発性副甲状腺機能低下症ではPTHの分泌が低下し、その結果として骨吸収と腎尿細管でのCa再吸収が減少するため血清Caも低下し、両者が同方向に変化します。一方、腫瘍性液性因子性高カルシウム血症ではPTHrPによる高Ca血症でPTHが抑制され、ビタミンD欠乏症や慢性腎不全、偽性副甲状腺機能低下症では低Ca血症に反応してPTHが上昇するため、両者は逆方向に変化します。