国家試験問題
作業療法士国家試験 第58回 問119
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60 歳の男性。Alzheimer 型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚や花 壇などを作っていた。 1 年前から食事をしたことを忘れるようになった。最近、置 き忘れた財布を「盗まれた」などと言い、家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受 診して入院となった。作業療法導入時、「ここは学校ですか。私は仕事があります ので帰ります」と言い、作業療法室内を歩き回り、他の患者に対する怒声や暴言が 観察された。 この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか。
正解と解説
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正解 3
場の雰囲気に馴れるように援助する。
入院直後で見当識が保たれず不安・混乱が強い時期には、まず新しい環境や人に慣れてもらい安心感を得られるよう援助することが優先される。この時期に厳しく叱責したり、記憶力改善を狙った負荷の高い課題や職業リハビリテーションを急に導入することは不安や興奮を助長し不適切である。