国家試験問題
作業療法士国家試験 第58回 問116
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26 歳の女性。幼少期は手がかからず、人見知りはなかった。小学校では友人と のおしゃべりが苦手で、一人で読書をすることを好んだ。中学校では、場の雰囲気 に合わせて対応できず、孤立しがちで、一時不登校となった。成績は優秀で理系の 大学院を修了後、大手企業に就職した。しかし、上司に接客態度を注意され、同僚 とも馴染めず、 1 か月で退職した。急な退職を心配した両親に付き添われ精神科を 受診した。 この患者の生活歴から最も考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 2
自閉症スペクトラム障害
幼少期から対人関係の苦手さや孤立傾向があり、場の空気を読むことが難しく、成績優秀でありながら社会的コミュニケーションの障害から職場不適応を来している経過は、自閉症スペクトラム障害に典型的な特徴である。うつ病や双極性障害、パニック障害は気分症状や不安症状が主体であり、統合失調症は幻覚妄想などの陽性症状を伴うことが多く、いずれも本症例の生活歴の特徴とは異なる。