一般問題
歯科医師国家試験 第115回 問175
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79歳の女性。上顎右側犬歯の咬合痛と口蓋側歯肉の腫脹を主訴として来院した。 3日前から症状を自覚するようになったという。骨粗鬆症のため1年前からビタミ ンD製剤を服用している。打診痛はあるが自発痛はない。初診時の口腔内写真(別 冊No. 38A とエックス線画像(別冊No. 38B を別に示す。歯周組織検査結果の一 部を表に示す。 唇 側* 3 4 8 4 3 3 歯 種 3 2 口蓋側* 3 3 8 4 3 3 動揺度** 1 1 * :プロービング深さ(mm ○印:プロービング時の出血 ** :Millerの判定基準 3に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。


正解と解説
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正解 e
抜 歯別 冊No. 38 A、B
限局した部位のみに8mmの深い垂直性のポケットがあり、打診痛と歯肉腫脹を伴う一方、隣在歯の歯周状態は良好であることから歯根破折が強く疑われます。歯根破折では破折線に沿って細菌が持続的に侵入するため、スケーリング・ルートプレーニングや根管治療、歯根尖切除では治癒せず抜歯が適応となります。ビタミンD製剤は骨吸収抑制薬(ビスホスホネート等)ではないため、抜歯を避ける理由にはなりません。