一般問題
歯科医師国家試験 第115回 問165
165 / 360
エナメル質の表層下脱灰について正しいのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 d
表層10-20μmは再石灰化している。
エナメル質の初期齲蝕では、酸が結晶間隙を通って内部へ拡散し表層下で脱灰が進む一方、表層の10〜20μmは唾液中のカルシウムやリン酸により再石灰化されて比較的健全な構造を保ちます。この表層が残っているため齲窩は形成されず、表面は滑沢なままです。表層下病変は結晶間隙が拡大して光の散乱が増すため透明性が低下し白濁して見えます。細菌がエナメル質内へ侵入して生じるものではありません。