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Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第116回 問201

201 / 360

55歳の男性。舌と頰粘膜の疼痛を主訴として来院した。 1 か月前に口唇の腫 脹、出血および前腕部の皮疹に気付き、かかりつけ歯科医で副腎皮質ステロイド軟 膏の処方を受けていたが、徐々に顔面、口腔内および四肢に水疱とびらんが拡大し たという。初診時の顔貌写真(別冊No.2A)、口腔内写真(別冊No.2B)及び前腕 皮膚の写真(別冊No.2C)を別に示す。血液検査結果を表に示す。 白血球数 :6,620/μL 赤血球数 :497万/μL ヘモグロビン :15.3g/dL ヘマトクリット :45.7% AST :20U/L ALT :20U/L PT-INR :0.95 CRP :0.20mg/dL 抗BP180抗体 :<9.0倍(基準値<9.0倍) 抗デスモグレイン1抗体 :158倍(基準値<20.0倍) 抗デスモグレイン3抗体 :8,240倍(基準値<20.0倍) 考えられるのはどれか。1つ選べ。

問題の図
問題の図
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正解と解説

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正解 d

尋常性天疱瘡

抗デスモグレイン3抗体が著明高値で抗デスモグレイン1抗体も上昇し、抗BP180抗体は陰性です。表皮細胞間接着分子であるデスモグレインに対する自己抗体により棘融解が起こり、口腔粘膜のびらんと皮膚の弛緩性水疱を生じる尋常性天疱瘡が考えられます。類天疱瘡では基底膜部の抗BP180抗体が陽性となり、緊満性水疱を呈する点で異なります。

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