国家試験問題
視能訓練士国家試験 第53回 問149
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58歳の男性。数か月前から日常視の複視、増悪する動悸、発汗過多、体重減少 を自覚したため来院した。 来院時の9方向眼位写真(別冊No.11)を別に示す。 疾患の鑑別に有用でない検査はどれか。

正解と解説
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正解 2
大型弱視鏡
この症例は動悸増悪・発汗過多・体重減少を伴う複視であり甲状腺眼症や重症筋無力症が鑑別に挙がるが、大型弱視鏡は斜視角や網膜対応を評価する検査であり、これらの全身疾患由来の眼球運動障害の病態鑑別には直接寄与しない。牽引試験は外眼筋の器質的拘縮の有無、アイステストやテンシロン試験は重症筋無力症の診断、外眼筋筋電図は筋原性変化の評価にそれぞれ有用である。