国家試験問題
視能訓練士国家試験 第54回 問143
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54歳の男性。3週間前から持続する両眼の眼瞼下垂と複視を主訴に来院した。 症状は午後から夕方にかけて悪化し、食事摂取時に時々むせやすく、飲み込みにく さを自覚している。糖尿病と高血圧症の既往はない。瞳孔不同はなく対光反射は正 常である。頭痛と運動失調は認めない。9方向むき眼位(別冊No. 6A)、眼瞼を挙 上していない第1眼位(別冊No. 6B)および輻湊(別冊No. 6C)の写真を別に示す。 この疾患でみられるのはどれか。



正解と解説
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正解 5
反復誘発筋電図でwaning現象別 冊No. 6 A、B、C
午後から夕方にかけて症状が悪化する日内変動、複視・眼瞼下垂に加えて嚥下障害やむせを伴う点は神経筋接合部の疾患である重症筋無力症に典型的な所見である。診断には反復刺激による誘発筋電図でみられる漸減現象(waning現象)が有用であり、瞳孔異常や深部腱反射の消失は伴わない。