本文へスキップ
Certia
薬剤

薬剤師国家試験 第111回 問279

279 / 345

58 歳女性。 2 年前に右乳房の浸潤性乳管がんと診断され、右乳房全切除及 び腋窩リンパ節郭清が施行された。病理検査の結果、ホルモン受容体陰性、 HER2 に対する免疫組織化学染色 1+の HER2 低発現乳がんと診断され、術後補助 療法として放射線治療(胸壁・鎖骨上窩照射)が施行された。半年前、局所再発及 び肺転移が確認され、ドキソルビシン+シクロホスファミド併用療法にて全身化学 療法が開始された。初期には治療が奏効していたが、 4 コース後に画像上で肺転移 及び鎖骨上窩リンパ節の増大を認めた。今回の入院では、トラスツズマブ デルク ステカンを導入することになった。 トラスツズマブ デルクステカンは抗体薬物複合体(ADC)である。本 ADC の 特徴に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 3, 5

能動的ターゲッティング製剤である。 / リソソーム内で分解されて、薬物が遊離される。

本ADCは抗体と薬物リンカーが共有結合しており、HER2抗原を標的として能動的に腫瘍細胞へ送達される能動的ターゲッティング製剤である。細胞内に取り込まれた後はリソソーム内で分解され、遊離した薬物が細胞内で薬効を発揮する。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。