B問題
上期
電験三種 法規 2022年度 上期 問13(b)
16 / 16
有効落差80mの調整池式水力発電所がある。調整池に取水する自然流量は10m³/s一定であるとし,図のように1日のうち12時間は発電せずに自然流量の全量を貯水する。残り12時間のうち2時間は自然流量と同じ10m³/sの使用水量で発電を行い,他の10時間は自然流量より多いQp[m³/s]の使用水量で発電して貯水分全量を使い切るものとする。このとき,次の(a)及び(b)の問に答えよ。0 8 20 24[時] (b) 使用水量Qp[m³/s]で運転しているときの発電機出力の値[kW]として,最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。ただし,運転中の有効落差は変いっすいわらず,水車効率,発電機効率はそれぞれ90%,95%で一定とし,溢水はないものとする。

正解と解説
表示する
正解 2
14700
図の使用水量パターンから,1日のうち12時間は使用水量0で貯水し,残りの12時間のうち2時間が10m³/s,10時間がQpである。溢水がなく貯水分を使い切るので1日の流入量と使用量が等しく,10×24=10×2+Qp×10 よりQp=22m³/sとなる。水力発電機出力はP=9.8QHη水車η発電機で求められるので,P=9.8×22×80×0.90×0.95≒1.47×10⁴kW となる。