専門基礎科目
はり師・きゅう師国家試験 第29回 問83
83 / 180
「70歳の男性。約20年前に2型糖尿病と診断され薬物治療を受けている。最近急に 複視が出現した。正中視で右眼は外転位をとっている。対光反射は異常なく眼瞼下垂 もない。」 障害されている脳神経はどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
動眼神経
対光反射が正常で眼瞼下垂を伴わないまま外転位(外斜視)を呈しているのは、動眼神経のうち瞳孔括約筋を支配する副交感神経線維が保たれた不全麻痺であり、糖尿病性の血管障害でしばしばみられる瞳孔回避型動眼神経麻痺に合致する。内直筋などの外眼筋麻痺により眼球が拮抗筋である外直筋に引かれて外転位をとる。