状況設定問題
保健師国家試験 第103回 問49
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A さん(50 歳、女性、未婚)。28 歳のときに統合失調症と診断され、43 歳から7年 間精神科病院に入院していた。両親は7年前に相次いで他界し、家族は姉(55 歳、未 婚)のみである。A さんの病状が安定したため、A さん姉妹は一緒に暮らすことを希 望した。退院前に、病院内で地域の支援関係者を集めた会議が開かれ、A さん姉妹 も参加した。その際、姉が「妹と離れて暮らしていた期間が長いので不安はあります が、一緒に暮らせるのはうれしいです」と語っていた。退院後は市の保健師が家庭訪 問することになった。 初回訪問日の2週後に2回目の訪問を予定していたが、訪問予定日の3日前に、 A さんの姉から保健師に電話があった。姉は「一緒にしようと促しても妹は家事を したがらず、何でも私に頼ってきます。私はイライラして、妹と口論になることが 増えてきました。私自身、3、4日前から食欲がなく、体がだるいため家事をする のも大変です。このまま妹との生活を続けることに自信がなくなりました」と話し た。 このときの姉への助言として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
「A さんの主治医に対応を相談してみましょう」
姉は介護負担の増大に加え、食欲不振や倦怠感といった心身の不調を訴え、生活継続への自信を失っています。A さんの依存的な言動への対応は疾患特性を踏まえた助言が必要であり、主治医に相談して治療や対応方針を共有することが、姉の負担軽減と再発予防の双方につながります。安易に再入院を持ち出したり、症状を一時的なものと断じたりする対応は適切ではありません。