状況設定問題
保健師国家試験 第111回 問50
50 / 110
A 市では、認知症サポーター養成講座を市内の地域包括支援センターに委託して いる。B さん(78 歳、女性)は、地域包括支援センターの保健師による認知症サポー ター養成講座に参加した。講座で、認知症は薬だけでなく日常生活の過ごし方や周囲 の人の対応の仕方によって症状や進行が違ってくることを知った。B さんの夫(82 歳) は、日常生活はおおむね自立しているが、ぼんやり過ごすことが増え、認知症と診断 され服薬を継続していた。B さんは夫への対応方法について悩んでおり、講座終了後 に夫のことを保健師に相談した。 保健師の B さんへの対応で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
地域にある認知症カフェの参加を促す。
認知症カフェは、認知症の人とその家族、地域住民、専門職が気軽に集い、情報交換や相談ができる場です。Bさんは夫への対応方法に悩んでおり、同じ立場の家族の体験を聞き、専門職に相談できる場につながることで、対応の具体的なヒントと精神的な支えを得られます。夫は日常生活がおおむね自立し医療にもつながっているため、認知症初期集中支援チームや専門医療機関の受診、地域ケア会議の開催は現時点では必要性が高くありません。