状況設定問題
保健師国家試験 第111回 問45
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A さん(14 歳、女子、中学 3 年生)は、夏休み明けから遅刻が増えている。本日も 遅刻して登校し「登校途中にふらついて転んだ」と訴えて、教室に行かず保健室に来室 した。 その後も A さんはたびたび遅刻し、体調不良を訴えて保健室に来室した。養護 教諭が、学級担任に教室での様子を確認したところ、A さんが授業中は無気力で 寝ていることもあると分かったため、起立耐性失調〈起立性調節障害〉の疑いがある と推測した。養護教諭は、来室した A さんにこの疾患の症状に当てはまるか問診 をしたところ、多くの症状が当てはまることが分かったため、専門医への受診が必 要であることを伝えた。その後、保護者と専門医療機関を受診した A さんは、起 立耐性失調〈起立性調節障害〉と診断された。 養護教諭が A さんに行う支援で最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
学校生活上の工夫を一緒に考える。
起立性調節障害は自律神経の調節障害により起立時の脳血流が低下し、朝の起床困難、立ちくらみ、倦怠感などを生じる身体疾患で、午前中に症状が強く午後に改善する特徴があります。診断後の支援では、遅刻時の登校方法や午前中の過ごし方、体育や行事への参加の仕方など、症状に合わせた学校生活上の工夫を本人と一緒に考えることが最も適切です。欠席を勧めることは学校生活からの孤立を招き、生活指導だけでは症状の特性への配慮になりません。