状況設定問題
保健師国家試験 第112回 問108
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A さん(34 歳、男性、無職)は B 市内のアパートで 1 人暮らし。アパートの管理人 から B 市の保健師に「A さんは 3 か月前から家賃を滞納しています。最近は姿を見か けず、保証人である父親に電話をしてもつながりません。精神科に通院していると聞 いていますが、A さんの様子が心配です」と相談があった。 保健師が管理人と一緒に訪問すると、A さんは自宅におり、話を聞くことができ た。母親は 5 年前、父親は半年前に他界した。C 市で暮らす姉とは疎遠になってい る。父親からの仕送りが途切れ、生活費が底をつくのが心配で菓子パンを食べて家の 中で過ごしていた。現在の所持金は 1 万円程度である。統合失調症のため B 市内の 精神科に通院中で、自立支援医療(精神通院医療)を受給している。残薬の量から指示 どおり服薬しているようである。 保健師は A さんの同意を得て、主治医に病状や治療について確認した。主治医か らは、A さんの病状は現在落ち着いているため、通院と服薬を継続できるようにし てほしいと説明があった。そこで、保健師は A さんが治療を継続しながら地域で生 活を続けるための支援について検討することにした。 A さんに必要な社会資源を検討するため、A さんに確認する内容として優先度 が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 2
生活保護の申請の意思
無職で所持金が1万円程度、父の死去により仕送りも途絶えており、食事が菓子パンのみという状況は生活困窮の状態です。治療の継続と地域生活の維持には生活基盤の確保が不可欠であるため、生活保護の申請意思を確認し福祉事務所につなぐことが優先されます。就労やデイケア、居宅介護の利用は、生活基盤が整い病状や意欲が確認できた段階で検討する支援です。