状況設定問題
保健師国家試験 第112回 問98
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A さん(45 歳、男性)は高校の国語教諭。 9 か月前の定期健康診断では特に異常は なかった。 1 か月ほど前から咳嗽が出現し、市販の咳止め薬で様子をみていた。昨日 から咳嗽が増強し、発熱もみられたため近医を受診したところ、胸部エックス線検査 で異常陰影が認められ、呼吸器外来のある病院を紹介された。喀痰塗抹抗酸菌検査陽 性で結核菌 PCR 検査陽性が判明したため、感染性の肺結核と診断され、直ちに入院 となった。診断した医師から保健所へ発生届が提出された。 A さんの職場の高校では、教職員の結核発症を契機に平常時から適切な結核対 策をとるため、保健所の指導を受けることとした。保健所の保健師から高校への指 導内容として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 5
「職員健康診断の胸部エックス線検査で要精密となった教職員には速やかに専門医療機関での検査を促してください」
結核対策の基本は早期発見であり、定期の職員健康診断で胸部エックス線検査により要精密検査となった者に、速やかに専門医療機関を受診するよう促すことが平常時の適切な取り組みです。BCGは乳児期の定期接種であり成人への接種勧奨は行わず、咳が続く人にはサージカルマスクの着用と受診勧奨を行い、N95マスクは感染者に接する医療者等が用いるものです。IGRAの全員実施や学級閉鎖は結核対策として推奨されていません。