国家試験問題
理学療法士国家試験 第48回 問7
7 / 200
82 歳の女性。脳卒中後の右片麻痺。プラスチック製短下肢装具を装着して T 字 杖歩行が可能である。装具は足尖までの長さで足継手はない。Brunnstrom 法ステ ージでは上肢IV、下肢V。右立脚後期が歩行周期の中で極端に短く安定性も低下し ている。装具に修正を加えたところ歩容は改善した。 装具に加えた修正はどれか。
正解と解説
表示する
正解 3
中足指節関節部から遠位を切除した。
爪先まで覆う短下肢装具を装着した患者で右立脚後期が短縮し不安定となっていたのは、前足部での床反力の受け渡し(ロッカー機能)が装具により阻害されていたことが一因と考えられる。中足指節関節部から遠位を切除して足趾部の背屈可動性を確保することで蹴り出し(toe-off)がスムーズになり、立脚後期の歩容が改善する。