一般問題
歯科医師国家試験 第114回 問169
169 / 360
35歳の男性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。2年前から自覚 していたがそのままにしていたという。診察と検査の結果、慢性歯周炎と診断し、 歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No. 28A とエックス線画像(別冊No. 28B を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果 の一部を表に示す。 舌 側* 3 3 5 5 5 5 5 3 3 歯 種 5 6 7 頰 側* 3 3 5 6 5 6 5 3 3 動揺度** 1 1 0 * :プロービング深さ(mm 〇印:プロービング時の出血 ** :Millerの判定基準 6に対する治療方針として考えられるのはどれか。2つ選べ。


正解と解説
表示する
正解 a, b
歯根分離 / トンネリング
下顎大臼歯の根分岐部病変では、分岐部の清掃性を確保できるかどうかで術式を選択します。根の離開度が大きく歯根が保存可能であれば、歯冠を分割して2本の歯として管理する歯根分離や、分岐部を器具が通過できるように形成するトンネリングが選択肢となります。両根に同程度の付着が残り保存が可能なため、片側根を犠牲にする近心根分割抜去までは要しません。