国家試験問題
視能訓練士国家試験 第43回 問74
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4歳の女児。1年前から内斜視に気付き、自宅近くの診療所で右+3.75D、左 +3.00Dの眼鏡を処方されたが、改善しないため紹介された。視力は右1.0、左 1.2で、遠見と近見とで斜視角に差はなく、眼球運動障害はみられない。アトロピ ン硫酸塩点眼後の屈折検査は、右+4.25D、左+3.50Dである。眼鏡非装用時の 写真.別冊No. 7A0と眼鏡装用時の写真.別冊No. 7B0とを別に示す。 この患者で考えられるのはどれか。


正解と解説
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正解 2
手術の適応である。
アトロピン点眼下での屈折検査に基づき十分な遠視矯正を行っても内斜視が改善せず、遠見近見で斜視角に差がなく調節性の関与が乏しいため、本症例は屈折矯正のみでは眼位の是正が期待できない非調節性(部分調節性)内斜視と判断され手術療法の適応となる。近見遠見で斜視角に差がないことはAC/A比が高いとは言えず、眼球運動障害がないことは頭蓋内病変やDuane症候群を示唆する内転時眼球後退の所見とも一致しない。