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実務

薬剤師国家試験 第108回 問344

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51 歳男性。身長 170 cm、体重 57 kg。健康診断の胸部 X 線検査にて異常が見 られたため、胸部 CT など精査を行ったところ、EGFR 遺伝子変異陽性、進行・切 除不能(Stage IV)の非小細胞肺癌と診断され、以下の処方で治療を開始すること となった。 (処方) アファチニブマレイン酸塩錠 40 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 起床時 14 日分 薬剤師が本剤の服用開始にあたり、患者に指導すべき内容として、適切でないの はどれか。1つ選べ。

正解と解説

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正解 2

副作用発現の可能性が高まるため、グレープフルーツを摂取しない。

アファチニブは主に未変化体のまま消化管から排泄され、他のEGFR-TKIと異なりCYP3A4による代謝への依存度が低いため、グレープフルーツ摂取で副作用が有意に増強するとは考えにくく、この指導内容は適切とはいえない。一方、食後投与による吸収低下を避けるための空腹時服用、間質性肺疾患を疑う症状(咳嗽・発熱)での早期受診勧奨、下痢や皮膚障害への対症的なケアの指導はいずれも本剤の代表的な副作用対策として適切である。

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