状況設定問題
保健師国家試験 第108回 問100
100 / 110
A さん(58 歳、男性、独居!は1年前に失業した。その後、就職先が決まらず、預 貯金が底をついたが、身寄りがなく身近な相談者もいなかった。経済苦により3か月 前に自殺を図って病院に搬送された。日常生活動作〈ADL〉は問題なく回復したが、 頭を打ったことによる外傷性脳損傷によって軽度の記憶障害が残り、特に数の計算が 難しくなった。また、入院中に生活保護を受給することになった。 病院から、退院に向けた検討を進めたいと A さんが居住する B 市に連絡があり、 B 市の生活保護担当の保健師とケースワーカーが入院中の A さんを訪問した。 退院後に A さんに提案するサービスで適切なものはどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
日常生活自立支援事業
Aさんは記憶障害と計算の困難が残り、生活保護費の管理や各種手続きに支障が生じるおそれがあります。日常生活自立支援事業は社会福祉協議会が実施し、判断能力が不十分な人に対して福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理、書類等の預かりを行う制度で、Aさんの状況に適しています。就労移行支援は就労を前提とした訓練であり、退院直後の生活基盤づくりの段階では優先度が下がります。