状況設定問題
保健師国家試験 第111回 問102
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A 社は、従業員 1,200 名の IT 企業である。社内に数か所ある喫煙室について「喫 煙室付近が、たばこ臭くとても不快である」と複数の社員から保健師に訴えがあっ た。保健師が喫煙室を巡視すると喫煙室周辺にたばこ臭が認められた。 A 社では、社内の受動喫煙対策の強化に加え喫煙者に対し禁煙指導を行うこと を決めた。これを受け保健師は健康診断の問診票から A 社の喫煙者の禁煙に対す る意向を分析した。その結果、変化ステージ理論の無関心期にある者が多いことが 分かった。 無関心期への対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
禁煙の重要性について説明する。
変化ステージ理論(トランスセオレティカルモデル)の無関心期(前熟考期)は、おおむね6か月以内に行動を変える意思がない段階で、行動そのものを促す働きかけよりも意識の高揚が有効です。喫煙の害や禁煙の重要性についての情報提供によって、まず関心を持ってもらうことが適切です。禁煙外来の紹介やスケジュール作成は準備期以降に適した支援であり、上司から促すことは強制と受け取られ反発を招きやすい対応です。