状況設定問題
保健師国家試験 第111回 問103
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A さん(42 歳、男性)は 2 週間の海外旅行から 9 月 1 日に帰国した。滞在地では麻 しんが流行していたが、帰国時の A さんには特に症状がなく、翌日から 5 日間、会 社へ出勤した。帰国 6 日後に、起床時から発熱がみられたため近くの B 診療所を受 診し、解熱薬等の処方を受けた。その 2 日後に全身の発疹が出現したので再度 B 診 療所を受診したところ、麻しんが疑われたため C 病院に紹介され入院となった。C 病院の医師は入院時点までの A さんの症状および経過から、感染症の予防及び感染 症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉に基づき麻しんの発生届を管轄保健所 へ提出した。 このときの保健所の対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
A さんに麻しんウイルスの PCR 検査を行う。
麻しんは感染症法上の5類全数把握対象疾患で、届出を受けた保健所は積極的疫学調査の一環として、確定診断のためのウイルス学的検査(PCR検査など)を実施します。臨床診断だけでは他のウイルス性発疹症との鑑別が難しいため、検査による確定が感染拡大防止の前提になります。麻しんは入院勧告の対象疾患ではなく、無症状の帰国者に一律の外出自粛を指示する法的根拠もありません。