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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問125

125 / 400

18歳の女子。昼夜逆転の生活が続いているため両親に連れられて来院した。 現病歴 : 幼少時に発達の遅れや偏りは指摘されていない。高校1年生までは成績 優秀だったが、2年生のころから意欲や集中力が低下し、成績が落ちた。3年生か ら不登校となり、高校中退後は引きこもりがちな生活を送っている。両親によると 最近、自室から独り言や笑い声が聞こえる。 既往歴 : 特記すべきことはない。 生活歴 : 両親と3人暮らし。喫煙歴と飲酒歴はない。 家族歴 : 父がうつ病。 現 症 : 意識は清明。身長164cm、体重60kg。体温36.0°C。脈拍72分、整。 血圧122/66 mmHg。呼吸数15/分。SpO 99%(room air)。神経診察で異常を認め ない。診察室ではそわそわと落ち着きなく歩き回り、質問に対して的外れな回答を することもあり、会話が成立しにくい。「何となく悪いことが起きそうな気がする」 「世界がなくなってしまう」「知らない人が自分を見ている」と言う。 診断はどれか。

正解と解説

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正解 b

統合失調症

思春期以降に意欲低下や集中力低下といった陰性症状で始まり、不登校・引きこもりを経て独語や空笑、妄想、会話がまとまらない連合弛緩が出現する経過は統合失調症に典型的です。気分の高揚や抑うつが前景にないためうつ病や双極症は考えにくく、幼少期に発達の遅れや偏りの指摘がないため自閉スペクトラム症も否定的です。

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