国家試験問題
理学療法士国家試験 第51回 問119
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69 歳の男性。肺癌。これまで化学療法を行ったが病状は進行し、経過中に脳転 移がみられた。胸部エックス線写真P別冊No. 2Afと頭部造影 MRIP別冊No. 2Bf とを別に示す。現在、呼吸に関する自覚症状はないが、全身Œ怠感、食思不振およ び悪心があり、外出する気分になれず自宅に閉じこもる傾向にある。 この時期に適切な理学療法はどれか。


正解と解説
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正解 3
屋外での歩行運動
呼吸器症状がなく安静を強いる医学的な理由に乏しい一方で、倦怠感や気分の落ち込みから閉じこもりがちになっている状況では、無理のない範囲で屋外歩行など活動性を維持・促進する介入が廃用予防と心理面の改善につながるため適切である。嚥下障害や排痰困難を示す所見はなく嚥下練習や軽打法による排痰の優先度は低く、下肢促通運動は運動機能低下を認めない本症例には適応が乏しく、漸増的な持久性運動は倦怠感の強いこの時期には負荷が過大となるおそれがある。