国家試験問題
理学療法士国家試験 第58回 問106
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75 歳の男性。一人暮らし。歩行時のふらつきを主訴に来院した。以前から食事が 不規則で、 5 日前から食事を摂らなくなった。上肢に明らかな異常はないが、下肢筋 力は MMT4レベルで、下肢遠位優位のしびれ感がある。膝蓋腱反射は亢進している が、アキレス腱反射は低下し、Babinski 反射は陽性だった。眼振は認めない。血清 ビタミン B の低下を認めた。重心動揺検査結果(別冊No. 3)を別に示す。 可能性が高い疾患はどれか。

正解と解説
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正解 5
亜急性連合性脊髄変性症別 冊No. 3
血清ビタミンB12低下、下肢遠位優位のしびれ、膝蓋腱反射亢進とアキレス腱反射低下・Babinski反射陽性という後索と錐体路が同時に障害される所見は、ビタミンB12欠乏による亜急性連合性脊髄変性症に典型的である。皮膚筋炎や筋萎縮性側索硬化症、ポストポリオ症候群では、このような後索性感覚障害とビタミンB12低下の組合せは説明できない。