国家試験問題
作業療法士国家試験 第49回 問105
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70歳の男性。2年前に脳卒中による左片麻痺を発症した。Brunnstrom法ステージ は上肢と手指はIIで、下肢はIIIである。左半側空間無視を認める。FIM では、セル フケアの6項目と移乗の3項目は4点で、車椅子での移動項目は3点である。 自宅でのリハビリテーションに際し優先されるべき目標はどれか。
正解と解説
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正解 1
移乗動作の向上
FIMで移乗が3項目とも4点である一方、セルフケアはより自立度が高く、車椅子移動は3点とさらに介助度が高い。在宅生活を維持するうえでは、まず自立への到達可能性が高くかつ介護負担軽減への影響が大きい移乗動作の向上を優先することが現実的な目標として適切であり、上肢機能や半側空間無視の改善はBrunnstrom stage II程度の重度麻痺や無視の残存を踏まえると短期的な達成が難しい。