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Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第116回 問330

330 / 360

79歳の男性。上顎前歯部口蓋側歯肉の疼痛を主訴として来院した。10年以上に わたり就寝時に義歯を使用していたが、1年前から家族の助言で夜間は外すように したところ、1か月前から上顎前歯の動揺と起床時の痛みを感じるようになったと いう。初診時の口腔内写真(別冊No.22A)、義歯装着時の口腔内写真(別冊No.22 B)及びエックス線画像(別冊No.22C)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の 一部を表に示す。 唇 側* 2 3 3 3 2 3 4 4 5 4 4 5 3 2 3 3 3 2 歯 種 3 2 1 1 2 3 口蓋側* 3 3 3 3 3 3 5 4 5 5 4 5 3 2 3 3 3 3 動揺度** 1 1 2 2 1 1 * :プロービング深さ(mm) 〇印 :プロービング時の出血 ** :Millerの判定基準 主訴の改善のためにまず行うのはどれか。1つ選べ。

問題の図
問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 b

就寝時の義歯装着

夜間に義歯を外すようになってから前歯の動揺と起床時痛が生じていることから、臼歯部の支持を失った状態で夜間のブラキシズムによる咬合力が上顎前歯部に集中し、外傷性咬合を生じていると考えられます。まず就寝時にも義歯を装着させて臼歯部で咬合力を分散させ、前歯部への過重負担を取り除くことが主訴の改善につながります。前歯部の削合や補綴処置は原因の除去にならず、深いポケットもないためスケーリング・ルートプレーニングが主体になる病態でもありません。

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