一般問題
歯科医師国家試験 第119回 問352
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63歳の男性。右側下唇の知覚鈍麻を主訴として来院した。1か月前から自覚し、 最近になり増悪してきたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 28A)、エックス線 画像(別冊No. 28B)、CT(別冊No. 28C)、MRI T1強調像(別冊No. 28D)、FDG- PET/CT(別冊No. 28E)及び生検時のH-E染色病理組織像(別冊No. 28F、G)を 別に示す。 診断名はどれか。1つ選べ。






正解と解説
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正解 c
原発性骨内癌
下唇の知覚鈍麻(numb chin sign)は下歯槽神経の障害を示唆し、進行性に増悪する経過は悪性腫瘍を疑わせます。画像で境界不明瞭な骨破壊とFDGの異常集積を認め、病理組織学的に扁平上皮癌の像を呈しながら口腔粘膜や上皮性連続を欠き、転移性でもない場合には、顎骨内の歯原性上皮遺残に由来する原発性骨内癌と診断されます。エナメル上皮腫や歯原性角化囊胞は境界明瞭な透過像を示し、知覚鈍麻を伴うことはまれです。