国家試験問題
視能訓練士国家試験 第44回 問147
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60 歳の男性。交通事故後に複視を自覚して来院した。視力は右 1.0(矯正不能)、 左1.0(矯正不能)。大型弱視鏡で測定した正面と第3眼位の結果を図に示す。 右眼固視 上方 +6° +7°R/L 0.5° 外方回旋10° 外方回旋12° +8° 左方 右方 外方回旋15° +11°R/L 2° +10° 外方回旋18° 外方回旋20° 下方 考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 5
両眼上斜筋麻痺― 27 ―
大型弱視鏡による他覚的検査で、正面視だけでなく上方視・下方視・左右方視のいずれの注視方向でも外方回旋(上斜筋機能低下を示す所見)がみられ、下方視でその程度が増大する所見は、一側性ではなく両眼の上斜筋麻痺に特徴的なパターンである。片眼性の上斜筋麻痺であれば健眼側では通常回旋偏位を認めないため、全ての注視方向で両眼性に回旋偏位が確認される点から両眼上斜筋麻痺が考えられる。