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Certia
国家試験問題

視能訓練士国家試験 第56回 問146

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76歳の女性。15年前からの複視が徐々に悪化していると訴え来院した。視力は 右1.0(矯正不能)、左0.9(1.0×+0.75D)。眼位は遠見で6Δ外斜視16Δ左上斜 視、近見で16Δ外斜視14Δ左上斜視である。Bielschowsky頭部傾斜試験で左傾斜 時に左上斜視が増大する。小学生のころの写真で、右への頭部傾斜がみられる。全 身疾患や頭部外傷の既往はない。 この患者で考えられるのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 4, 5

左下斜筋の過動がある。 / 右方視で複視が増大する。

15年来の複視が徐々に増悪し、左傾斜で左上斜視が増大するBielschowsky頭部傾斜試験陽性、幼少期からの代償性頭部傾斜歴という経過は、先天性の左上斜筋麻痺が加齢とともに代償破綻した病態を示す。上斜筋麻痺では拮抗筋である下斜筋の過動を伴い、複視は麻痺筋の作用方向である患眼の内転を伴う右方視で増大するため選択肢4・5が正しい。

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