FP技能検定 1級 (学科・基礎編) 2025年5月 問49
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Aさんは、父から建物の敷地となっている下記のX土地、Y土地(借地権)、Z土地を相続により取得した。X土地、Y土地(借地権)、Z土地の相続税評価額の合計額として、次のうち最も適切なものはどれか。 ・Aさんは、父から使用貸借により借り受けているX土地にアパートを建築して、第三者に賃貸(入居率は100%)していた。 X土地 ・X土地の自用地価額は3,000万円、借地権割合は60%、借家権割合は30%である。 ・Aさんの父は、借地権(定期借地権等ではない)を有するY土地にアパートを建築して、第三者に賃貸(入居率は100%)していた。 ・Aさんは、Y土地の底地(借地権の目的となっている土地)を第三者Y土地である地主から買い取り、「借地権者の地位に変更がない旨の申出書」(借地権)を税務署長に提出していた。Aさんは、父から地代を収受していない。 ・Y土地の自用地価額は4,000万円、借地権割合は60%、借家権割合は30%である。 ・Aさんの父は、第三者であるB株式会社にZ土地を相当の地代で貸し付けている(権利金は収受していない)。 Z土地 ・B株式会社はZ土地を自社の社屋の敷地として利用している。 ・Z土地の自用地価額は4,500万円、借地権割合は60%、借家権割合は30%である。
正解と解説
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8,280万円
X土地は父が所有し、Aさんが使用貸借で借りて建物を建てているため、使用借権の価額はゼロとして自用地評価となり3,000万円。Y土地について父は借地権を有し、その上のアパートを賃貸しているので貸家建付借地権となり、「借地権者の地位に変更がない旨の申出書」を提出しているため借地権は父に残る。したがって4,000万円×60%×(1-30%×100%)=1,680万円。Z土地は権利金を収受せず相当の地代を収受している貸宅地なので自用地価額の80%で評価し、4,500万円×80%=3,600万円。合計は3,000万円+1,680万円+3,600万円=8,280万円となる。