状況設定問題
保健師国家試験 第104回 問101
101 / 110
人口3万人の A 市。市の面積の 70 % を山間部が占めており、主要産業は農業と畜 産業などで、一次産業従事者が多い。人口の分布は市街地の B 地区に集中しており、 市役所、公共施設、医療施設および商業施設が集中している。高齢化率は 38 %、国 民健康保険加入者は1万人である。平成 20 年度から導入された特定健康診査の受診 実績は、事業開始時から現在まで 20 % 台を推移しており県内最下位である。 A 市の特定健康診査の受診率を5つの小学校区で比較すると、市街地の B 地区 が最下位である状況が続いている。A 市では、従来は集団健診のみであった特定 健康診査を、がん検診と組み合わせた健康診査、人間ドック、医療機関への委託に よる個別健康診査など様々な方式で行うことにした。また、B 地区を受診勧奨の重 点地区に設定し、個別訪問による受診勧奨を行うことにした。その上で、保健師は A 市で実施している特定健康診査の評価をすることにした。 ストラクチャー評価に用いる指標で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
協力医療施設の数
ストラクチャー(構造)評価は、事業を実施するための体制や資源、すなわち従事する職員や設備、予算、連携体制などが整っているかを評価するものです。委託先となる協力医療施設の数はこれに該当します。実施回数や個別訪問件数は事業の実施過程を評価するプロセス評価、地区別受診率は事業の成果を示すアウトプット・アウトカム評価にあたります。