状況設定問題
保健師国家試験 第104回 問52
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A さん(45 歳、男性)。両親と3人暮らし。統合失調症で治療中。就労移行支援と して B 事業所に週5日通所している。就労中に独語がみられるが、作業に支障はな い。B 事業所の生活指導員から市の保健師に「A さんの父親が筋萎縮性側索硬化症 &ALS)で入院している。70 歳になる A さんの母親は事業所の家族会でも積極的に発 言するなどしっかりしている。しかし、A さんは、自分が父親を1人で介護しなく てはならないと思い込み悩んでいるので、支援して欲しい」と連絡があり、A さんの 希望で B 事業所において地区担当の保健師が初回の面接を行った。 その後 A さんの父親の病状が安定したため、関係者による A さんの父親の退院 に向けた検討会を実施した。検討会には、A さんの希望で地区担当の保健師も出 席した。父親は介護認定審査中であり、父親の主治医は在宅療養をするためには訪 問介護の利用が必要であるとの意見であった。それに対し A さんは「知らない人が 家に来るのが不安だ。自分の病気のことを理解してもらえるだろうか」と話した。 このときの A さんに対する保健師の説明で最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 3
「A さんがご自身の病気について説明するときに私も同席しますよ」
Aさんの不安は、知らない人が家に入ることと自分の病気を理解してもらえるかという点にあります。本人が自分の言葉で説明できるよう保健師が同席して支えることは、本人の主体性を尊重しながら不安を軽減する対応です。サービスの時間帯を本人の不在に合わせたり担当者の交代を約束したりすることは、本質的な解決になりません。