状況設定問題
保健師国家試験 第107回 問103
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A さん(81 歳、女性!。認知症と診断され、症状緩和のための服薬調整を目的とし て、B 病院認知症治療病棟に入院した。入院前から軽い咳嗽はあったが、喘息の既往 歴によるものとされていた。入院後2週、39 °C台の発熱があり、胸部エックス線写 真で肺炎像を認めたので、誤嚥性肺炎の診断のもとに抗菌薬の投与を行った。しか し、解熱しないため、C 病院に転院し、喀痰塗抹菌検査陰性、結核菌 PCR 陽性とな り、肺結核と診断され C 病院の結核病棟で治療が開始された。診断した医師から保 健所に結核発生の届出があった。B 病院認知症治療病棟では、4人部屋に入院してお り、A さんの近所に住む長女は2日に1回は面会に来ていた。感染症の予防及び感 染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉第 17 条に基づき早期発見のために 長女に初回面接を行うことにした。 自宅での A さんの結核初期症状で長女への初回面接で確認すべき事項はどれか。
正解と解説
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正解 4
咳嗽の状態変化の有無
Aさんには入院前から軽い咳嗽があり喘息によるものとされていたため、いつから咳の性状や程度が変化したのかを確認することで発病時期を推定でき、感染性を有していた期間と接触者の範囲を決める根拠になります。発熱、体重減少、倦怠感も結核でみられる症状ですが、認知症のある高齢者では非特異的で、感染源としての評価に直結するのは呼吸器症状の経過です。