状況設定問題
保健師国家試験 第109回 問105
105 / 110
市の保健センターに勤務する新任期の保健師 A は、人事異動する中堅期の保健師 B の担当していた C さん(50 歳、男性)を受け持つことになり、管理職の保健師が保 健師 A のサポートを行うことになった。 C さんは統合失調症をもつ単身者で生活保護を受給している。 2 年前に生活保護の 担当者から被害妄想を訴えてくると相談があり、保健師 B が援助を開始していた。 援助開始当初は、C さんは精神科の外来通院を中断しており、C さんの問題行動に対 して近隣からたびたび苦情や対応要請の連絡が入った。保健師に対しても警戒心が強 かったが、保健師 B の援助により通院の再開に至っていた。 C さんは通院を継続しており、保健センターのデイケアにも通い続けている。デ イケア担当者から C さんが就労を希望していることを聞き、保健師 A は C さんの 就労支援を行うことにした。 最初に C さんに提案する社会資源で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
就労継続支援 B 型
Cさんは長く就労から離れており体力や生活リズムの面で不安があるため、まずは雇用契約を結ばずに自分のペースで作業経験を積める就労継続支援B型が適しています。B型で働く力や継続性を確かめたうえで、就労移行支援やA型、一般就労へと段階的に進めることが現実的です。いきなりハローワークでの求職や雇用契約を伴うA型を勧めると、負担が大きく挫折や病状悪化を招くおそれがあります。