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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問119

119 / 500

63歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。 現病歴 : 2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、多忙であったために医療機 関を受診していなかった。最近になって、常に心窩部不快感があり食欲低下と全身 倦怠感とを感じるようになった。2日前に便が黒いことに気付いたが、今朝、排便 後に真っ赤な血を大量に吐いたため救急車を要請した。 この患者への対応として必要性が低いのはどれか。

正解と解説

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正解 d

止血薬投与

大量吐血とタール便があり、血圧98/68mmHg、心拍数96/分、Hb8.7g/dLと出血性ショックへ向かう循環動態を示しています。この段階でまず必要なのは血圧測定や血液検査による重症度評価、静脈路確保による輸液・輸血、尿量測定による組織灌流のモニタリングです。いわゆる止血薬の全身投与は消化性潰瘍出血に対する有効性が乏しく、内視鏡的止血が本来の治療となるため優先度は低くなります。

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