一般問題
医師国家試験 第114回 問155
155 / 400
妊娠37週0日の妊婦に行った胎児心拍数陣痛図(別冊No. 4 を別に示す。 認められる所見はどれか。2つ選べ。

正解と解説
表示する
正解 b, d
基線細変動消失 / 遅発一過性徐脈
子宮収縮の頂点より遅れて徐脈が始まり、収縮の終了後に回復する遅発一過性徐脈は、子宮胎盤循環不全による胎児低酸素を示す所見です。加えて基線細変動が消失しており、胎児の自律神経系が抑制された状態、すなわちアシドーシスの進行が疑われます。早発一過性徐脈は児頭圧迫による生理的変化で収縮と同期し、変動一過性徐脈は臍帯圧迫によるもので急峻な下降が特徴であり、本例の波形とは異なります。