一般問題
医師国家試験 第114回 問162
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1歳の女児。咳嗽を主訴に受診した。数日前から咳嗽と鼻汁があり、夜間咳嗽が 増強したため両親に連れられて救急外来を受診した。オットセイが吠えるような咳 だという。身長80.0cm、体重10.0kg。体温38.2°C。心拍数120/分、整。血圧 90/58mmHg。呼吸数28/分。SpO 96%(room air 。胸骨上窩、鎖骨上窩に陥没呼 吸を認める。両側胸部に軽度の吸気性喘鳴を認める。アドレナリンの吸入を行った が症状が改善しない。 次に必要な対応はどれか。
正解と解説
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正解 e
副腎皮質ステロイド全身投与
犬吠様(オットセイ様)咳嗽と吸気性喘鳴、陥没呼吸はクループ症候群の典型像です。アドレナリン吸入は声門下の浮腫を血管収縮により一時的に軽減しますが作用時間が短く、効果が不十分なときは副腎皮質ステロイドの全身投与を行って粘膜浮腫そのものを抑えます。気管挿管は気道閉塞が切迫した場合の手段であり、この時点での第一選択ではありません。