必修問題
医師国家試験 第114回 問87
87 / 400
10歳の男児の左顔面にボールが当たり、その直後から物が二重に見え、悪心が 出現している。上方視の状態:別冊No. 1<を別に示す。 最も考えられる骨折部位はどれか。

正解と解説
表示する
正解 d
眼窩下壁
顔面への鈍的外力の直後に複視と悪心が生じ、上方視の制限がみられる場合は眼窩下壁(吹き抜け)骨折が最も考えられます。骨折部に下直筋や周囲組織が嵌頓すると上転障害と垂直複視を生じ、迷走神経反射により悪心・徐脈を伴うことがあります。眼窩内壁骨折では内直筋の障害により水平方向の運動制限が主体となります。