必修問題
医師国家試験 第114回 問81
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救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を以下に示す。 研修医:「8か月の男児です。2日前から38°C台の発熱、咳嗽、鼻汁が続くため来 院しました。保育所で同じような症状のお子さんがいるようです。4種混 合ワクチンは2回接種されています。眼球結膜の充血はありません。軽度 の喘鳴を認めました。鼻汁がひどくSpO がルームエアーで94%であり、 入院も考慮する必要があると思います」 指導医:「患児の外観はどうですか」 研修医:「少しぐったり感があり、機嫌が悪いです」 指導医:「呼吸状態はどうですか」 研修医:「軽度の陥没呼吸がみられます」 指導医:「皮膚色はどうですか」 研修医:「チアノーゼはなく、毛細血管再充満時間は2秒未満でした」 指導医:「発疹はありますか」 研修医:「ありません」 指導医:「鑑別診断のため患児に必要な検査は何ですか」 これに続く研修医の返答として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 b
「鼻腔RSウイルス迅速検査を行います」
乳児期の発熱・咳嗽・鼻汁に喘鳴と陥没呼吸、低めのSpO2を伴う経過は急性細気管支炎に典型的で、保育所での流行歴もあることからRSウイルス感染が最も疑われます。鼻腔ぬぐい液によるRSウイルス迅速検査は短時間で結果が得られ、入院適応の判断や院内感染対策にも役立ちます。眼球結膜充血がなく咽頭炎所見も乏しいことから、アデノウイルスや溶連菌の可能性は低いと考えられます。